通りすがり
2009 年 7 月 13 日 at 8:06 AM | Permalink | Reply
iPhoneが対応しているのは、バンドV(850MHz帯)であって、バンドVI(800MHz帯)ではないのでは…?
対応周波数の問題は、ドコモがiPhoneを出したくても出せない理由の一つだとは思います。
ドコモにとって、FOMAプラスエリア(バンドVI/800MHz帯)への対応は、今となっては必須事項です。HTC Magic(HT-03A)はおろか、あのBlackBerry Boldでさえ、ドコモ向け端末のみバンドVIに対応させているくらいですから。NOKIAについても、たしかNM705iやNM706iは、ベースとなった6120をバンドVI対応に改修させていたはずです。
が、Appleはそれには応じない。理由はもちろん、コスト。ハードウェアの標準化によるコスト圧縮を金科玉条とするAppleが、まさか日本向けiPhoneのみバンドVIに対応させる、なんてことをやるはずもありません。一部の国向けにSIMロックフリー版を用意するのとは異なり、端末の対応周波数を増やすには、相当なコストがかかります。
かといって、全世界向けに出荷しているiPhoneの全てをバンドVIに対応させるかというと、それも非現実的な話。世界中のどこを探しても、バンドVIでUMTSサービスを展開しているオペレータは、ドコモ以外には存在しないからです。
docomo Market(?)については、実際にサービスインしてみないと判断がつきませんが、日本のケータイ業界が「ガラパゴス」と揶揄される所以は、何もコンテンツやビジネスモデルの話だけではないのです。
突拍子もない意見かもしれませんが、我々はソフトバンクの前身であるボーダフォンに感謝すべきかもしれません。彼らが、様々な制約の中で、バンドI(2100MHz帯)のみでサービスを展開し続けたことが、今日我々が、テザリングを除くiPhoneの全てを満喫できる礎となっているのではないか、と思う次第です。MMSだって、もとはといえばボーダフォンの頃に導入されたものですしね。