森 蓮池さんとしては口にしづらいところかもしれない。ならば僕が代わりに言います。北朝鮮の体制打倒は、救う会の母体である現代コリア研究所(*4)の運動理念です。元代表の佐藤勝巳さんも含めて、かつて彼らは帰還運動にかかわって大きな間違いを犯したというルサンチマンがある。もちろん彼らの中にも、何とか拉致問題を解決したいという気持ちはあるはずです。でも本音の優先順位としては、拉致問題の解決よりも、かつて自分たちを苦しめた北朝鮮の体制崩壊です。彼らのその運動理念に、結果としては家族会という存在が利用されてしまった。家族を取り戻したいとの思いが、他の目的に転化されてしまった。この見方は間違っていませんか?
蓮池 はい。大当たりです。
蓮池 はい。大当たりです。